APT を用いてインストールする

Linux では、ソフトウェアをインストールするときは、 ソースファイルをコンパイルするのが伝統的な方法でした。 しかし、いちいちコンパイルするのは面倒だということで、 すでにコンパイルしたものが用意されていることが多いです。 代表的なものに、主に Redhat 系で使われている RPM、 Debian 系で使われている APT があります。 ここでは、APT を用いてインストールする方法について解説します。

APT を用いてインストールする

APT(Advanced Packaging Tool) は主に Debian 系で用いられていますが、 Vine Linux でも使用可能です。 使い勝手は RPM に数段勝ります。 あらかじめファイルをダウンロードする必要はなく、 ダウンロードからインストールまでが一発で実行できます。 インストールしたいソフトウェアが別のソフトウェアを必要としている場合にも、 そのソフトウェアを自動的にダウンロードし、インストールしてくれます。 apt の使用はルート権限が必要です。 あらかじめルートになってください。

パッケージがある場所の設定

APT はあらかじめ手元にファイルをダウンロードする必要がありません。 そのかわり、インターネット上のサイトを登録しておきます。 ファイルは Vine Linux 2.6 の場合、/etc/apt/sources.list です。 デフォルトで Vine Linux のサイトが設定されているので、 このままでよいと思います。 変更したい場合は、行頭の # 記号を消すと、その行が有効になります。 このファイルの編集はルート権限で行ってください。

APT でインストールする

インストールしたいパッケージ名がわかっている場合は簡単です。 以下のように入力してください。

# apt-get update           ;;;  初めにパッケージ情報を更新する
# apt-get install xyz      ;;;  xyz というパッケージをインストールする

パッケージ名がわからない場合は、検索機能を使いましょう。 以下のように入力してください。 検索には正規表現が使えるので、大変便利です。

# apt-cache search xyz      ;;;  xyz を含むパッケージを検索する

うまくいかない? プロキシ設定に注意しよう

プロキシサーバ経由でインターネットに接続している場合は、 プロキシの設定が必要です。 .bashrc にプロキシの設定をしておきましょう (Bash シェルを使っている場合:Linux のデフォルトシェルです)。 たとえば、プロキシサーバのアドレスが 192.168.0.1 で、 ポートが 8080 番の場合は、以下のように .bashrc に記述しておいてください。

# export http_proxy="http://192.168.0.1:8080/"

APT を用いたアップグレード

APT の良さは、インストールが簡単なだけではありません。 アップグレードもコマンドひとつで自動的にできてしまいます。

# apt-get upgrade

このコマンドにより、セキュリティパッチも当てられるので、 定期的に実行するようにしましょう。


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